支持率83・2% 橋下知事就任2年、大阪府民意識調査(産経新聞)

 大阪府の橋下徹知事が6日で就任2年を迎えるのを前に、産経新聞社は20代以上の府民500人を対象に、インターネットで府政に対する意識調査を実施した。橋下知事の支持率は83・2%で、就任1年の前回調査(平成21年1月)に比べて1・6ポイントアップし、知事就任後これまで5回の調査で最も高い支持率を記録した。また、知事が進める大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への府庁移転や地域主権への取り組みについては7割近くが賛同し、大阪(伊丹)空港の廃止についても4割以上が理解を示した。

 知事の支持率は、「支持する」「どちらかといえば支持する」を合わせると、前回の81・6%を上回る83・2%だった一方、「支持しない」「どちらかといえば支持しない」を合わせた不支持率は前回の14・4%より1・8ポイント低い12・6%にとどまり、橋下知事が依然、高い人気を維持していることがうかがえる結果となった。

 知事を支持する理由(複数回答)については「リーダーシップがある」(78・8%)、「政策に期待できる」(63・7%)の2点が上位にならんだ。

 知事の主要施策については、WTCビルへの府庁舎移転が65・8%、府と大阪市の再編を含む地域主権に向けた取り組みは68・0%がそれぞれ賛意を示したほか、44・8%が伊丹空港の廃止に賛成した。

 3年目に期待する施策(複数回答)では64・4%が「財政再建」を挙げ、「景気対策・産業振興」(63・6%)が続いた。

 また、知事のこの2年間の5段階評価(5が最高)は、「4」が52・0%でトップ。「3」が20・8%、「5」が16・0%と続き、「2」「1」はわずかだった。

 【調査方法】インターネット調査会社「Yahoo!リサーチ」の協力で、1月23、24の両日、インターネットを通じて大阪府内の20代から60代以上各世代の500人(男女各250人)に10項目の質問への回答を呼びかける形で行った。

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鹿児島と長崎 副振動が発生 民家浸水や国道冠水(西日本新聞)

 鹿児島県の薩摩半島の東シナ海沿岸や奄美大島などで1日朝、短時間で潮位が変動する「副振動」が観測され、薩摩川内市の上甑島では住宅など3棟が床下浸水した。

 市によると、上甑島の瀬上地区で瀬上川が逆流し、民家2棟と空き家1棟が床下浸水。午前9時半ごろ、瀬上川の水位が3分間で50センチ以上も高くなり、その後も最大振幅1メートル47センチを観測したという。瀬上地区は昨年2月にも住宅8棟が床下浸水する被害が出ている。

 長崎市でも同日午前、副振動の影響で、国道が一部冠水。長崎海洋気象台によると、同市の長崎港では午前10時−正午ごろ、最大で約70センチの潮位の変化が確認された。河口から約2キロ上流部で国道206号が数十メートルにわたって深さ20センチほど水に漬かった。川と国道は約300メートル離れているが、満潮時と重なり、海水が排水溝を逆流したとみられるという。水は20分ほどでひいた。

 副振動は遠洋の気圧変動を要因に発生するとされる。各地の気象台によると、1月31日が大潮だったことや1日午前に九州南部を低気圧が通過したことも一因という。

=2010/02/02付 西日本新聞朝刊=

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