書籍データベース化、国内ルールを…文科副大臣（読売新聞）

　文部科学省の中川正春副大臣は６日の記者会見で、インターネット検索大手・米グーグルが書籍のデータベース化を進めていることを受け、書籍のデータベース化に関して国内で一定の取り決めを作ることが必要との考えを示した。

　中川副大臣は「（ネットで発信する側と著作権者との）権利を調整して制度化していくシステムを作らないといけない」と語った。

　グーグルの書籍データベース化を巡っては、米国の作家らが著作権の侵害だとして同社を提訴した後に和解した。日本政府は昨年１１月、「日本の著作権者が公平・公正に扱われるよう注視している」との見解を表明、国内の著作権者が和解に応じるかどうかの判断材料となる情報の提供を米政府に求めている。

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